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2025.12.03

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【スピーチ全文】光井さとし事務所開き

【立志】

全ては、たった一人の言葉から始まりました。

 

「私がやらなければ、誰がこの人を助けるんですか。」

 

短くも、 胸の奥に深く突き刺さる言葉。

 

2020年初頭、新型コロナウイルス感染症の到来。
人類は有史以来の危機に直面しました。

 

コロナ禍で私たちが戦っていたものは、 病気だけではありません。

 

我々が真に戦っていたもの。

 

それは、誹謗中傷。 差別や偏見。 人の心の弱さです。

 

私自身も、弱い心に負けそうになった、その一人でした。

 

しかし、その時。

 

使命感、ただそれだけで困難に立ち向かっていった人たちがいた。

 

最初は、たったひとりの勇気。

 

でも、その背中が、周りを動かし、ひとの命と暮らしを守り、まちを守り、やがて日本を救いました。

 

私はその時、学びました。

 

正しいことを、正しいと言える、行動できる強い心は、世界をも変える。

 

そして、決めました。

 

私の愛するふるさと津山、ずっと目標だった、その市政に挑戦する、と。

 

私は、もともと弱い人間です。

 

休みの日は寝ていたい。

努力は最小限で済ませたい。

 

でも、ある出会いが、私にずっと問いかけ続けています。

 

「本当にそれでいいのか」。

 

幼い頃、 海軍兵学校を卒業した祖父がおしえてくれた、若者たちの無念と覚悟。

 

私は子どもながらに思いました。

彼らは何のために戦ったのか。

 

それは、目の前にいる――愛する家族のため、仲間のため、故郷のため。

 

その覚悟を思う時、 自分の人生は自分のためだけのものではない。

そう思うのです。

 

地域は、 国は何のためにあるのか。

 

私はこう思います。

 

未来を担う子どもたちが、上を向いて笑って暮らせる世界をつくること。

 

わたしは、その理念こそが地域、ひいては国のあるべき姿だと思うのです。

 

 

【政策】

津山に住む一人ひとりが安心して暮らし、希望を持てる社会をつくる。

 

そのために3つの志を掲げました。

 

1.子どもに、最高の教育を
2.働く人に、多様で自分らしい生き方を
3.全ての人に、安心な医療と福祉を
この志のもとに、今日、ここから大きな変革を起こそう。

 

●子どもに、最高の教育を

「不登校の子どものことをどこに相談して良いかわからない」

「学びが途切れてしまって、いつの間にか取り残された。」

 

そんな声をよく耳にします。

 

だからこそ私は断言します。

 

教育から取り残される子どもをゼロにする。

望む進路を叶えられる子どもを100にする。

 

津山の子どもたちが、個性を誇り、夢を語り、夢を実現できる教育をつくる。

 

そのために必要なのは、“子ども一人ひとりに合わせた学び”です。

 

教育現場の負担を減らし、教育に集中できる環境を、

教育と福祉を一体化し、All津山で教育を支えていく。

 

その仕組みを、津山につくります。

 

個性こそが、人間にとって最大の才能です。

 

だからこそ、豊かな個性を持つ子供たちがいる学校から、津山の未来を変えていきましょう。

 

 

●働く人には、多様で自分らしい生き方を

いま、津山が向き合わなければならない現実があります。

 

それは――若い女性が、まちを離れていくこと。

 

女性がいなくなるまちに、未来はありません。

 

では、なぜ、彼女たちは津山を離れるのか。

 

あるお母さんが語ってくれました。

 

「困ったとき、頼れる場所がわからなかったんです。」

 

「誰にも言えない」「どこにも行けない」――その孤独に、目を背けてはいけない。

 

暮らしと仕事。

 

この二つを、同時に支えられる津山を、必ずつくる。

 

そのために、私は三つの改革を進めます。

 

第一に、暮ら

出産、子育て、介護――人生の節目のすべてをつなぐ、“ワンストップの相談拠点”をつくります。

 

「どこに行けばいいの?」という不安を、必ずゼロにします。

 

第二に、仕事。

「働きたい人」と「企業」を確実につなぎます。

 

再就職、学び直し、柔軟な働き方。人生の新しい挑戦を、津山が後押しします。

 

そして、津山の誇る企業や産業の魅力を、若い世代にしっかり届けます。

 

第三に、挑戦できる空気。

津山を、新しい挑戦が自然と生まれる“聖地”にします。

 

一人ひとりの挑戦を、All津山で応援する。

 

そのために、市役所自らを、恐れず新しいことに挑む組織へと変えていきます。

 

女性が「ここで生きたい」と思えるまちは、 すべての人にとって生きやすいまちです。

 

私はみなさんと共に、その未来を必ずつくります。

 

 

●全ての人に安心な医療と福祉を

いま、津山圏域は、救急車で搬送されても、県内で最も受け入れが難しい地域になっています。

 

それは、なぜか。理由は、たった一つです。

 

医療従事者が、不足している

 

どれだけ機械化や人工知能が進化しても、“人の温かい手” だけは、絶対に代替できない。

 

だからこそ、津山に、日本一、魅力的な医療・福祉の職場をつくる。

 

それぞれの病院や施設が、いわば「ひとつの家族」としてつながり、ともに人を育て、支え合うシステムをつくる。

 

たとえ人口が減っていっても、地域医療と福祉を守り切ります。

 

江戸後期から明治にかけて、この美作の国は、日本有数の医療大国として名を馳せました。

 

それは医療だけでなく、教育・産業の発展を大きく支えました。

 

医療福祉は、津山の未来を支える産業のエンジン”であり、“生活の基盤” です。

 

地域の発展の核そのものです。

 

だからこそ―― 私は津山に、世界一の医療・福祉体制を必ずつくります。

 

 

●美作大学の公立化について

美作大学の公立化について、私の考えを明確にします。

 

まず、公立化は「目的」ではありません。

 

津山の未来に資するものでなければ、実施すべきではありません。

 

財政が厳しい中で踏み切るなら、県北全体と協働できるのか。

 

負担と効果を共有できるのか。

 

ここを徹底して検証しなければなりません。

 

そして、公立化を選ぶのであれば、津山・県北の強みを生かした学部・学科を地域全体でつくる。

これが大前提です。

 

もしそれが難しいなら、公立化の見送りも選択肢とすべきです。

 

これまでの津山市政の失敗があるならば、それは一部の意見だけで政策が決まってきたことです。

 

同じことを繰り返してはならない。

 

だからこそ私は提案します。

 

最終的には住民投票も視野に、津山に住む一人ひとりが議論に参加し、自分たちの未来を自分たちで決める。

 

美作大学の公立化は、津山の将来を左右する重大なテーマです。

 

皆さまとともに決めていきたい。

 

 

【締めくくり】

なぜ私たちは未来を語れるのか?

 

その理由は、たったひとつです。

 

津山の未来は、今日ここにいる私たちがつくるからです。

 

今日、この日が、 未来から振り返れば、 「津山の歴史が動き出した日」になる。

 

私は誰よりもそう信じています。

 

けれど、私一人では決してできない。

 

皆様の力を、光井さとしにどうかお貸しください。

 

「私がやらなければ、誰がこの人を助けるんですか。」

 

あの言葉から始まった私の決意。

 

そして今日、この場から、 津山の未来が動き始める。

 

私の夢。

 

皆さんの夢。

 

津山の夢。

 

未来の子どもたちの夢。

 

共に叶えましょう。

 

すべては、ここから。

 

 

「はじめよう、つやまと。」

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